12/21 市民ホールとよさとにて

つくば市と一般社団法人ハッピーライフサポートの共催による『家族と人間について考える人権劇「千の舞~ふるさとへ帰りたい~」』において、演劇の開始前に当オーケストラがウェルカム演奏をさせていただくことになりました。(すでに参加者の希望を聞き、練習しております。)

ぜひご家族や、演奏に参加できないみなさまもウェルカム演奏の応援に聞きいただくとともに、この機会に演劇を通してハンセン病や人権問題についてもご理解を深めていただければと思います。

<12/21・家族と人間について考える人権劇「千の舞~ふるさとへ帰りたい~」>

今年はハンセン病にかかわる人々にとっては大きな年となりました。

6月28日、「ハンセン病家族訴訟」で賠償を命じるなど国の責任を広く認めた熊本地裁の判決に対し、被告である政府が控訴を見送ったのです。

患者・元患者だけでなく、その家族にまで厳しい偏見や差別が存在していたことが改めて認識されることになりました。

ハンセン病は感染力の弱い感染症ですが、患者たちは古来より社会的烙印を押され、差別の対象となってきました。

日本では明治時代以降、第二次大戦後も強制隔離政策がとられ、「恐ろしい病気」といった誤った認識が広まったことで、患者たちの苦難の歴史は続きました。

故郷を追われ、療養所で非人道的な扱いを受けた人々の苦しみは、今も消えることなく続いています。

12月21日(土)に市民ホールとよさとで公演を行う阿波市市民劇団「千の舞い座」は、徳島県ハンセン病支援協会の十川勝幸会長のもと、2008年に結成された市民劇団です。

子ども時代にハンセン病を発病し、家族と別れて療養所での生活を余儀なくされたおばあさんの半生が描かれており、演劇を通してハンセン病や人権問題について学ぶことができます。

差別はどうして起きてしまうのか。

社会の一員である私たち一人ひとりが無意識のうちに加担してしまう差別の恐ろしさに向き合い、誰もが幸せを追求できる社会の実現に向けて、一緒に考えてみませんか?

——–

家族と「人間」について考える人権劇

千の舞~ふるさとへ帰りたい~

日 時 2019年12月21日(土)14:00-15:30(13:30受付)

13:30~ 筑波ジュニアオーケストラによるウェルカム演奏

場 所 市民ホールとよさと

(つくば市高野1197-20)

参加料 無料、事前申込み不要

問合せ info@hls.or.jp までお気軽にお問い合わせください

共 催 一般社団法人ハッピーライフサポート

https://hls.or.jp

つくば市